今年5回目の長野遠征の燕岳編・・1

12日から3泊4日で、今年5回目の長野遠征に行ってきました。
今回の燕岳~常念小屋と3週間前の蝶が岳~常念小屋までと合わせて常念山脈を制覇しました。
今季の長野遠征はこれで終わりですが、早くも来季の表銀座からの槍ヶ岳登頂の下見も兼ねてました。
12日の木曜日は半ドンなのですが、仕事が入ってなくて10時20分の電車に乗って出発しました。
3週間前は豊科に宿泊してタクシーを予約できませんでしたが、今回はバスで登山口に向かうので少し安心していました。
しかし、昨今の電車事情は・・安全確認の為に5~10分遅れることも多々あるので、バス停近くの宿に変更しました。
バス停のある穂高駅近くの宿にチェックインして、バス停を確認、翌日のホテルの朝食は間に合わないのでコンビニまで結構歩いて朝食を調達。
PM6時過ぎて駅前の「肉穂高」という飲食店に入る。お若い女性2人で営業しており、常連さんとも意気投合して以後ごちが良くて長居してしまいました。
お店の人が言うに「バスは何時間前から並んでいることがある、乗れないことも・・。」とのことで心配になり、ホテルに戻った後にザックをバス停に置いて順番取りしました。結局は6時にバス停に行っても誰も居らず・・その後に来た人が「登山客が多い時はバスを増発してくれるので必ず乗れる。」とのことで杞憂でした。
25人乗りぐらいのバスが2台出ましたが、1番で乗りました。(笑)
細くてくねった山道を50分で少し気持ち悪くなりましたが、中房温泉の登山口に到着。
高度順応の為に呼吸を整えながら準備して、トイレ(小)を済ませて7時45分にスタート。
スタート地点には日本猿がちらほら居ました。スタート時はフリースにダウンジャケットの上にソフトシェルの防寒装備でしたので調子がでませんでしたが、体が温まると徐々に脱いでいくと調子が出てきました。
休憩を入れても標準コースタイムより速く登って行き、富士見ベンチでは富士山がうっすらと見れました。
途中の山小屋である合戦小屋では体の温まるお汁粉を頂き、ヘリによる物資の搬入・搬出の見学も出来ました。
やがて槍ヶ岳の穂先が見えるようになり、コースを少し外れて写真撮影し・・コースに戻るところでぬかるみに足を滑らせて尻もちをついてしまいました。
尻とザックの底が泥だらけになりタオルで拭いました。
宿泊予定の燕山荘にはコースタイム通りの4時間ちょいの12時には着いたのですが、マスコットのパンダが無いことに気が付く。
燕山荘に着く直前に燕山荘をバックにベンチの上にパンダを置いて写真撮影していたので、燕山荘の受付を済ませて、ザックをデポしてベンチまで戻ってパンダを回収。
12時半には燕山荘に戻りましたが、パンダの回収に慌てていたのでお財布などの貴重品をザックのある個人スペースに置いてきたので、貴重品などを回収して12時45分に燕岳に出発、食堂の昼食ラストオーダーが13時45分なので昼食は諦めました。
燕岳へ向かう途中に”イルカ岩”と”メガネ岩”があり、燕岳と北燕岳で360度の眺望を楽しんで14時5分に燕山荘に
戻る。ベンチでハットとサングラスを外して休憩してからザックのある個人スペースに戻ろうとすると・・サングラスが無いことに気が付く。
ベンチを探して、燕岳方向に探しに行くも・・ベンチまでは確かにあったことを思い出して山荘の受付に届けてないか確認。
届けては無かったが、再度ベンチを確認、そばの違うベンチの上にサングラスが置いてありました。拾った人がお糸置いてくれたのでしょうか・・ありがたいことでした。
トラブル続きでしたが山行の予定を終えたので、生ビールと持参のナッツ&ドライフルーツで乾杯。
その後は持参のウイスキーとお湯でホットウイスキーとおでんで更に乾杯。
パンダ紛失で慌ててちらかしていたザックと個人スペースの整理をしていると日没を見逃しましたが、残照は見られました。
夕食後も談話室で盛り上がることも無く個人スペースで就寝。個人スペースは3畳のスペースに3人が布団3枚を並べる形ですがスクリーンでパーテイションされていて、ザック置き場が無いものの間に入る人がキャンセルだったのか間の1畳分にザックを置けて良かったです。トイレも水洗でしたし、消灯後と夜明け前に2回星を見に外に出て星と夜景を楽しめました。
話がながくなりましたので続きはまた明日にでも。