阿蘇山・祖母山・くじゅう連山ツアー参加記

11月7日から10日にかけて前泊込みで3泊4日で関東からの2泊3日のツアーに現地合流で参加しました。
9月21日からの白馬岳のツアーが大雨による登山道の橋の流失によって中止となってガッガリしていたところで、
PCのクラブツーリズムの広告で<登山中級A>『九州が誇る日本百名山3座に一挙登頂! 錦秋の阿蘇山久住山・祖母山 3日間』【羽田出発】を発見。10月以降のアルプスは雪が降ったり極寒なので西日本での登山を考えており、年一ではツアーに参加したいと考えておりましたので渡りに船でした。
羽田発のツアーに熊本空港で合流・解散が可能とのこと、集合時間が11月8日(金)の9時50分~10時20分とのことで、当日朝に始発電車で出発して、解散後にも終電に間に合うようで、金・土の仕事を休めば参加出来ます。
前日の木曜日は元々半ドンですので、前泊して朝は余裕をもって参加することにしました。
ツアーは2泊ともルートイン熊本空港前となっており、ここを拠点に3座をめぐるので同じホテルで前泊することにしました。
ルートイン熊本空港前とは言いますが、肥後大津駅前にあり空港まではシャトルバスで15分かかる街中です。
ツアーには夕食はついておらず・・いつもの登山ツアーだと山小屋泊で夕食付ですが、各自で済ますようになってます。
山小屋泊ですと風呂にも入れずに、ウエアーも乾燥室で乾かすだけで一着を着まわすと割り切れるので荷物は少なくて済むのですが、ヤマテンの天気予報ではだんだん良くなって三日目だけ雨が降りそうとなっていましたが、雨に降られることや大汗で汚れることを想定して登山ウエアーと下着は3組用意したのでボストンバッグがパンパンになってしまいました。
11月7日の13時20分に最寄り駅を出発、徳山駅でさくらに乗り換えて熊本駅豊肥線に乗り換えて4時半に肥後大津駅に到着。
駅前のシャトルバスの乗り場を確認すると、「シャトルバスは無料ですが、空港利用者が優先で場合によっては飛行機のチケットを確認します。」とのこと。シャトルバスは30分毎に9時・9時半・10時と出ており15分で着くとのことで、他にも空港行高速バスも9時32分に出るとのこと。集合時間は10時20分と決まりましたので9時半のシャトルバスでも良いのですが、早目の9時に乗ることにしました。
駅から徒歩4分でホテルに着いてチェックイン。翌日にフロントに荷物を預けられることを確認。前泊を同じホテルにしたおかげで空港まで余分な荷物を持っていかずに済んで少しだけラクです。
夕食まで一休みしながらホテル周辺の飲食店を探る。しばらく焼き魚を食べてないので居酒屋で探すと・・カウンター有で一人でもOKな焼き鳥屋が居酒屋メニューも有りで、ホテルからも徒歩3分で決める。
歩きながらホテル周辺を見ると、コンビニ有り、イオン有り、コスモス(当地にもあるドラッグストアー)有り、焼肉店とんかつ屋・回転すし屋などもあってチョ~便利そうです。
焼き鳥屋ではカウンターに座りましたが、カウンターの前はガラス張りで注文はタッチパネルで店員さんとの交流は無かったです。唯一の焼き魚メニューのカマの塩焼きは売り切れ・・仕入れがなかったようです。気を取り直して焼き鳥盛り合わせと生大ビールを注文。魚の刺身や馬刺しなどもメニューにありましたが、特に珍しい馬レバー刺しを迷いながら注文。あと、一文字グルグルを注文・・これは”美味しんぼ”初期に熊本名物として紹介された茹でたネギを巻いて酢味噌であえたものです。
ホテル帰りにコスモスに寄って炭酸水を購入、大浴場で汗を流して、部屋で持ち込みのウイスキーと自販機コーナーにある無料の氷でハイボールを追加飲み。
ツアー初日の8日は7時半起きで、朝食バイキングは納豆・ご飯・お味噌汁をメインにしっかりと食べる。トイレを済ませて身支度をして、予定通りに9時のシャトルバスに乗る。10人乗りのバスに8人だったのでチケットを提示することも無かったデス。
9時15分に熊本空港に到着、帰りのシャトルバスの乗り場を確認して合流場所の到着ロビーに着いたのが9時20分で1時間前。
行きかう人を観察しながら待つ、隣にクラブツーリズムの看板を持った運転手風の方が座っており看板を見ると「くじゅうの温泉三昧・・」と違うツアーのよう。他にも飛行機待ちの現地添乗員さんのような方もおられました。
10時15分着の便が時間通りに着きましたが、荷物待ちなどで少し待って合流。
添乗員さんに初日の注意書き・地図をもらい、バスまで歩く。ツアーは19人とのことでバスは1人で2席あって、荷物を隣に置いて座れます。
初日の阿蘇山阿蘇山上有料駐車場までバス1時間の車中で各自用意の昼食、到着後にトイレ、準備運動後に古坊中登山口から11時50分出発。しばらくは阿蘇山公園道路(小型バスまで可)沿いに歩いて砂千里登山口に17分で到達。
砂千里の砂は火山灰で木道の上を歩き、その先は砂上を避けて多少のアップダウンの有る稜線を歩く・・12時半に中岳~南岳の稜線まで250mを登る急登前まで到着。
ここが本日の核心部ですが休憩8分込みで55分で稜線に到達。ここからはわずかなアップダウンの稜線歩きで中岳から1592m高岳に向かいます。絶好の好天で火口の景色やくじゅう連山や遠くは雲仙普賢岳まで望めました。曇りから雨予報だったのが晴天の日差しと気温も高くて、ダウンまで用意しておりましたが夏仕様でも汗をかきました。ピストンで駐車場に戻って、トイレ後にクリームコーヒ。バスでルートイン熊本空港前に戻る。
再チェックイン後にフロントで荷物を受け取って、速攻で風呂に入って、ホテルの1階のレストランへ。ツアーの方が4人掛けのテーブルに3人で居る所に近づくとご一緒にと声をかけていただく。3人は定食でしたが、私は生中ビールと待望の焼き魚のホッケに粒貝の刺身でした。山の話に花を咲かせて、あと2人が合流、最初の3人が食べ終えた後は残りの3人で話し続ける。
お開きの後、コスモスにスポーツドリンクの買い出し。部屋でハイボールと行動食として用意していたハンバーガーで締める。
ツアー2日目は祖母山です。朝は6時半からの朝食に5時半起きでトイレ&身支度で6時10分に1階のレストランに行くと既に行列。この日も納豆・ご飯・味噌汁をメインにしっかりと食べて、再度部屋に戻ってトイレで7時15分に出発。祖母山の北谷登山口は道が細く長い上に舗装路でない所もあってバスでは入れないのでジャンボタクシー2台とプリウスタクシー1台に分乗。
私とほさゆきさんとアキPさんの3人がプリウスに乗車。
細い登山口への道で何度か底を擦りながら北谷の駐車場に8時半に到着。駐車場は既に満車・・ツアーで送迎なので大丈夫。
青空は見え、紅葉もみられるものの山頂では雲海で景色は見えず。宮崎県最高峰で百名山のピーク1756mはゲットしました。
ホテルへの帰路に鉄オタのアキPさんの希望でプリウスだけ南阿蘇鉄道高森駅に寄ってアキPさんを下す。
アキPさんは肥後大津駅まで汽車移動、プリウス組で夕食をすることにして6時半にロビー集合とする。
5時半前にはホテルに着いて、速攻で風呂に入って、6時半までヤマップの活動日記をアップ。
6時半に3人そろい、近くの前川水軍という居酒屋に行く。予約なしでしたがなんとか席があって生中ビールから色々と注文する。3人だと沢山注文できるし話がはずんで酒も進みます。9時過ぎまで飲んでホテルに戻る、またまたハイボールと行動食として用意していた調理パンで締める。
3日目はくじゅう連山の久住山と中岳、ここは道が良いので大型バスで1人2席。荷物をホテルのフロントに預けることも考えましたが時間のロスを考慮して全荷物を持ってバスに乗り込む。朝食は前日と同じ6時半からに6時から並び、7時15分にバス出発。
くじゅう連山には昨年の5月末に単独で登山しており、その時は後半がガスガスでリベンジのつもりでしたが、朝の内は青空も見えていましたが、ヤッパリ午後からの雨予報通りにガスが出てきたり晴れたりを繰り返し、久住山・中岳の山頂ではちょうどガスがかかって全く眺望が無かったです。12時半からお弁当を食べて、1時出発時に雨が降り出す。
レインコートを着て足早に下山。
下山後は温泉に入って、生ビール。熊本空港に向かう途中に肥後大津駅前を通過。駅前を通過するとは思っていなかったのですが、急遽添乗員さん運転手さんにお願いして信号待ちの間に下ろしてもらう。空港まで行ってシャトルバスで戻るより1~2時間早く帰宅出来ました。
現地合流だと名残を惜しめないのが残念ですが、更に予定外の途中下車でした。しかし、21時半に帰宅出来たので助かりました。
今季はもう終わりかもしれませんが、来期も元気に登山できるといいかな~。