北岳単独登山珍道中編2

北岳の肩の小屋に到着。定番の”北岳にきただけ”の看板前で写真撮影し、チップ制トイレ(小)・給水・休憩し10時前に再スタート。
北岳山頂(3193m)に35分で到着。肩の小屋(3000m)から193m登ると山頂は晴れてふもとや近くの山は景色も良く見えましたが、遠くの山々には雲がかかっていました。
山頂から景色を楽しんでから間ノ岳方向に下って北岳山荘(2873m)を目指す。320mの下りを54分で11時50分に北岳山荘に到着し、受付をする。2階の大部屋の1つの窓際の1畳分のスペースでしたが、パーテーションはしっかりしていました。
スペースに要らない着替えやインナーシーツやガスバーナーなどをデポして間ノ岳へ再スタートしようとするもガスが出てくる。昨夜の死亡事故の情報から、ヤマテンや雨雲レーダーで天気予報を確認してから間ノ岳コースへの計画を実行するか決断する予定でしたが。北岳山荘近辺は電波が弱くて天気予報を確認できません。間ノ岳までの往復はコースタイムが3時間半と結構長いので雲の流れを見て判断しようとしましたが、晴れたり曇ったりを繰り返して・・結局は間ノ岳への稜線歩きは断念することにしました。
北岳山荘のランチはカレーライスのみなのでカレーライス+生ビールの後は昼寝をし、夕方まで間ノ岳北岳山頂にガスがかかったり晴れたりするのを眺めていました。
5時に第一陣の夕食、夕食後は電波が弱いので退屈を紛らわすこともできず早く寝ました。
翌朝は4時起きで身支度をして、山荘の東側のベンチで朝食の弁当を食べながら御来光を見る。
5時前に下山開始。他の人は間ノ岳へ向かうのですが、この日に浜松で親友と夕食を食べるという約束をしていましたので12時のバスに乗るために巻き道から八本歯のコルを通って広河原に向かう最短コースで下山。
巻き道から八本歯のコルにはお花が沢山さいていました。雷鳥のヒナや日本猿にも出会え、下りには雪渓があり、雪渓は雪と書いてますが溶けかけていても氷のように硬かったです。
白根御池小屋を経由して10時前に広河原山荘に到着。広河原山荘に預けた荷物を受け取り、着替えを出して有料シャワーを使って汗を流す。11時のバスまで生ビールを飲みながら待つ。
後は予定通りにバスで甲府甲府から八王子・新横浜を経由して4時半に浜松に着くところ・・静岡手前で停電の影響から新幹線が15分間緊急停車しましたが、予定は夕方からだったので全く影響はありませんでした。
夕方からは親友のマンションで犬とたわむれてから、いきつけのお寿司屋さんでご馳走になり、いきつけのスナックでカラオケを歌い、翌日は新築した職場を見学してから鰻をご馳走になって帰路につきました。
19時52分に最寄り駅に到着して3泊4日の珍道中が終わりました。