今朝の体重は74.6㎏でした。
昨日の石鎚山登山の珍道中編を書きます。
石鎚山は天気の良い日には当地から四国を望むと見えるくらいに近く、登山を始める前から知っておりました。
西日本(屋久島を除く)最高峰で百名山ではありますが、険しい鎖場のウワサやTVでの鎖場や天狗岳の切り立った稜線の映像にびびってました。
それで、登山初年度は四国では2番目の標高の徳島の剣山で富士山への高地順応して石鎚山は先送りしておりました。
登山2年目では奥穂高岳のハシゴ場や鎖場を経験しましたので、3年目の今年はなんとしても石鎚山を制覇すべく計画を立てました。
石鎚山は当地から近いので、今季のアルプス登山の高地順応の為に5月末に土曜日前泊での計画をしました。
登山ルートは主に2つ、下谷から石鎚山登山ロープウエイを使って成就社から全ての鎖場を経験できるルートと石鎚スカイライン(UFOライン)で土小屋の登山口から二、三、の鎖を経験できるルートです。
土小屋ルートの方がやや高低差も小さくてラクそうでしたが、やっぱり本道の成就社ルートとしてロープウエイ下谷駅の側の京屋旅館の予約を5月25日(土曜日)にとりました。
5月25日の仕事は半ドンの予定でしたが、11時に仕事お終えて、11時25分に出発。山陽自動車道を経てしまなみ海道を通って愛媛入り。
4時間半で16時過ぎに京屋旅館に到着、本日の宿泊者は7名で大広間をアコーデオンカーテンで仕切ったような部屋で・・明かりや音が漏れる状態でした。
18時に夕食を食べて、19時過ぎに温泉に入って、20時過ぎには隣室に気を使って消灯&テレビも消しました。ウトウトはするものなかなか寝付けずにジッとしておりました。
12時を過ぎてやっと寝つけて、ロープウエイ始発の7時40分で朝食6時半に向けて6時までよく眠れました。
眠る前に案内図を検討して、山頂への1~3の鎖は経験したいものの、手前の前社ヶ森への”試しの鎖”はパスして・・迂回路から引き返しての登頂を計画。
翌朝は6時には起床し、身支度をして、6時半の朝食を済ませて、7時20分にはロープウエイ駅に。
7時40分の始発ロープウエイは定員の50名のほぼ満員で5分前に出発。
7時45分に山頂駅に着き、身支度をして7時48分にスタート、一緒にロープウエイに乗った30名以上が先行。
スタートはゆっくり目で入って、ゆるやかに登ってコースタイムが25分のところを21分で石鎚山成就社に8時9分に到着。
神聖な成就社や本殿をお参りして神門から8時12分に登山開始。
山頂駅からの登り分を下って最低点の八丁坂鞍部に25分のところ13分で到着、そこからはキツい登り。
前社の森というピークへの”試しの鎖”に8時58分に到着、前に4人ぐらいが渋滞、予定通りに迂回路にまわる。
迂回路の前社ヶ森小屋でザックをデポして前社ヶ森に戻るも19mの鎖の登り、なんとか昇り降りして前社ヶ森のピークを極めました。風が強く狭いピークでしたが、石鎚山と天狗岳が綺麗に見えました。
さらに進んで一の鎖へ、ここは33mでラクとのことで・・4分で登る。
土小屋からのルートと合流してから二の鎖、ここは65mで岩に足掛かりが少なくてキツかったですが・・10分で登る。
息が切れて5分休憩し、次なる三の鎖は68mで12分かかりました。迂回路でコースタイムが20分のところが休憩込みで36分かかりました。
三の鎖を登り切ると山頂(弥山1974m)で、10時34分でした。山頂駅から2時間57分で、北の遠景は霞んで、南の麓は雲海で見えませんでしたが・・かろうじて晴れておりました。
ザックをデポして天狗岩に向かう、ナイフエッジと呼ばれる稜線を行く途中で若い男性2人と意気投合、最高峰(1982m)天狗岳で合流し、後から到達したフランス女性とも意気投合するも・・この時にはガスって景色は見られず。
私は早めに弥山に戻って山メシ、お湯を沸かしてなめこの味噌汁とドトールのドリップコーヒーとハンバーガー。
山頂では山小屋が営業していたので・・山小屋での食事も良かったかも。後で調べると天狗岳カレー(ライスが三角錐状に尖って盛っている)とか食べればよかったカナ~?
頂上社で長女に安産お守り、長女の旦那に頂上社お守り、次女に天狗のお守り、次女の旦那に社交のお守り、我が家には商売繫盛のお札をいただく。
11時35分に下山開始、ガスっていたので写真を撮ることもなく急いで・・13時35分に山頂駅に2時間で到着。
ロープウェイで下山後は京屋旅館の日帰り温泉を500円で利用して、14時過ぎに帰路に着く。
18時半には帰宅して、晩酌しながらヤマップの活動記録をアップ。
鎖場では普段使わない腕力を使ったので・・脚と胸・背筋が痛んでいます。(笑)
厳しい鎖場を克服したので、今季の八ヶ岳や槍ヶ岳に活かせそうですネ~。