鳥取マラソン珍道中編

鳥取ラソン珍道中編を書きます。
鳥取山口県の瀬戸内海側東部の当地から直線距離で約300㎞ではありますが、中国山地にさえぎられているので・・岡山経由で行くことになります。
結果、路線距離は378㎞で・・運賃は先日の高知とあまり変わらないのですが、距離は40㎞程近く、時間は上手く乗り継げば4時間半前後で40分ほど早く着きます。ただし、高知への特急南風はほぼ1時間に1本なのに対し鳥取への特急スーパーいなばは1日に6本で2~3時間に1本なので・・1本ずれると2時間以上の遅れになります。
行きは、あさイチの仕事を9時半からして、10時45分に最寄り駅を出発し、13時43分岡山発のスーパーいなばに28分待ちで乗れて、15時32分に鳥取駅に到着。
岡山~鳥取間は初めてで、スーパーいなばは岡山から山陽本線を上りで上郡駅まで行き、進行方向を変えて智頭急行線で中国山地を越えて因美線智頭駅から鳥取に出ます。中国山地を越えるのは先日の四国山地と違い、斜面はなだらかで、盆地の平地も多かったです。下関に縁のある宮本武蔵の生誕地を通り、「横溝正史金田一耕助が活躍した岡山の山間地だな~。」と思いながら景色を楽しみました。
鳥取駅に着いてから、先ずはホテルにチェックイン。北口から出て東に500mほどの”観水庭こぜにや”という名前通りに中庭に池のあるこじんまりとしたホテルでした。駅近くで大浴場があるホテルでずっと捜していましたが、1泊素泊まりで14800円のこのホテルしか見つけられませんでした。
入り口前の従業員さんのあいさつから、ロビーで座ってチェックイン、荷物は部屋まで運んでくれて、館内を案内してもらい、部屋はツインベッドで中庭の池が見える1階で、お茶とお菓子が出て、翌日のチェックアウト後も温泉利用可・・サービスは満点でした。
事前送付で受付は無いし、参加賞や荷物預け袋も事前送付でやることは無いが、観光と下見の為にお茶を飲んでから16時に外出。
先ずはスタート会場行のシャトルバス乗り場までの時間を計る。駅の南口まで徒歩で7分、それから鳥取城跡と仁風閣へ向かって駅から北東へ歩く・・循環バスがあるようですが、路線がよくわからなかったのです。(>_<)
北東に1.2㎞で県庁に突き当たり、左に折れてお堀ぞいに300mで仁風閣に16時40分に到着するも、入館は16時半まで。
周囲や裏山の二の丸・三の丸跡地から写真を撮る。本丸跡地は山頂にあって、とても登る気にはなりませんでした。
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歩いて駅北の繁華街に戻り、事前送付の「グルメ&ナイト鳥取」というパンフで目をつけていた”和風料理つくし館”というお店に入る。
カウンターに座り、飲み物の注文を聞かれたので・・ノンアルコールビールを注文。お通し3品と飲み物に付く1品とパンフ持参のサービスの1品が出て、メニューを見て・・お目当てのカニすき(一人鍋)2900円を注文。
お通し3品はマグロの角煮(甘辛煮)・貝とネギのぬた・このわたの塩辛和えで、サービスの1品はヨーグルト豆腐のワサビ添え、もう1品はホタルイカと菜の花の酢味噌あえ(柚子風味)、いづれも美味しくて・・お酒を注文したくなりました。(^^)
カニすきも美味しかったのですが、身をほじるのが大変でした。
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カニすきに餅も入ってはいましたが、ご飯ものを注文しようとすると、これ(カニすきの出汁)で雑炊にしましょうかとのことで・・雑炊をいただき、お会計が4980円で量もお味も大満足しました。
お店を出て、ホテルへの帰りがけにコンビニに寄って、追加の炭水化物と朝食を調達。追加の炭水化物は菓子パンで、朝食はシーフードヌードル(小)とおにぎり2個とポカリも買いました。
ホテルに戻って、ラインやFBを投稿して温泉に入る。他に誰もいない貸し切り状態で露天風呂も楽しむ。
部屋に戻ってウエアーの準備・・使わない隣のベッドの上に着る順にウエアーを重ね、残りの荷物を預け袋に詰める。いつもは必要の無い汚れ物などはボストンバッグに入れて、ホテルに預けたり駅のコインロッカーに入れるのだが・・今回は押し込めば全部が預け袋に入る。
走った後の予定では、9時スタートで12時半までにはフィニッシュし、シャトルバスが駅まで15分、駅からホテルが往復で15分、温泉に15~20分、14時の電車まで駅そばの居酒屋でビールとモサエビの刺身・・なかなかタイトなスケジュールだが、次のスーパーいなばは16時21分で2時間以上遅くなるので、いろいろな可能性を考えて預け袋に全てを押し込むことにする。
14時の電車だと18時20分には帰宅出来て・・ゆっくりとくつろげるのですが、フィニッシュ後の脚の状態次第では行動や移動に時間がかかって、予定通りにはいかない可能性もあります。高知龍馬マラソンのフィニッシュ後では脚が痛くて温泉まで歩くのを断念し、駅そばの居酒屋ビールがやっとでしたが、雨予報の今回では温泉は捨てられないし、ビールは車中でも飲めますが・・生ビールとモサエビは居酒屋でないとイケません。
結局は状態に応じて臨機応変に・・最悪でも16時21分の電車だが、最善を尽くすようにする。

12時14分のフィニッシュ後はレース終盤でも脚が残っており、歩くのに問題は無し。完走タオルとドリンクを受け取り、シューズのタグを回収してもらい、預け袋を受け取り、着替えずにシャトルバス乗り場に向かう。
途中に記録証受け取り所があったので、胸のナンバーカードを示しながら公認記録証を受け取る。ラッキー賞が当たったとのことで、コナンボールペンとコナンポケットティッシュを受け取る。
商品受け取り場所の横が屋根がある場所だったので、素早く着替える。時間のかかるパンツとランパンは脱がずに、上からズボンを履き、シューズとソックスは履き替えてサッパリ。上も着替えて、預け袋からボストンバッグを出して詰め替え、折りたたみ傘を出す。シャトルバス乗り場に向かう時は雨が強くなっており・・傘が役に立ちました。
シャトルバス乗り場に12時33分に着き、35分に発車し、車中でラインで家族や動好会に完走を報告、47分に駅に着き、お土産を買って、お風呂セット以外をコインロッカーに入れて、ホテルに向かう。
13時から利用可能との温泉に12時59分に到着、しっかりとシャワーで汗を流してから温泉で温まる。脱衣所でパンツまでしっかりと着替えて、13時15分にはホテルを出て、20分には駅そばの居酒屋に入る。
生ビールとお目当てのモサエビの刺身を注文するも・・昼はランチ優先なので、モサエビは時間がかかるとのこと。どのくらいか聞くと・・15~20分とのことで、45分までに出来れば間に合うと思って注文。すぐにできる”かにみそあえ”も注文。
お通しとかにみそでまず1杯、モサエビを待ちきれずに2杯目を飲んでいると45分。流石にここまできて14時の電車を逃すわけにもいかずに、店員さんを呼ぶ。「モサエビはまだですか?」と聞くと「最初にお断りしたように時間がかかっています。」とのこと。
「15~20分と言って、20分は過ぎている。とにかく本当に急いでいるので、お会計を先にしておいて欲しい。」と言う。モサエビ入りの会計3012円を済まして、会計後すぐの48分にモサエビが出て、急いで写真を撮って、食べて、55分に4番ホームに駆け上がるもスーパーいなばが居ない、ホームに駅員は居らず、並んでいるお客に聞くも分からず、改札まで降りて駅員に聞くと1番ホームだとのこと。58分にスーパーいなばに駆け込んで、14時に発車。息が切れて、汗だくになりました。
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そこからは予定通りに18時20分に帰宅することが出来ました。
走った後に温泉とビールと刺身を無理やり詰め込んだので大変な珍道中になりましたが、シーズンベストが出たのでウキウキでした。(^^)