宮城復興マラソン珍道中編

今朝の体重は前日比1.1㎏増の68.3㎏でした。カーボローディングしたとはいえ・・フルマラソン後に2㎏も増えてしまうとは(>_<)
今日の練習はPM7時より10kmジョグ予定。気温19℃で80%で途中から雨がパラつく。
キロ5分チョイで入るも筋肉痛でペース上がらず、5km過ぎにK田さんに追いついてシャベラン。
ラスト1kmを5分に上げて10kmが54:10でした。

宮城復興マラソン珍道中編を書きます。
以前は暑さに弱いので10月にフルマラソンの大会にエントリーすることはなかったのですが、全県制覇をするために10月の大会でも4時間ぐらいのファンランのつもりでエントリーしています。一昨年は千葉アクアラインラソン、昨年は金沢マラソンでしたが、今年は第2回宮城復興マラソンにしました。
当地から東北は遠いので手付かずでしたが、昨年に震災から6年過ぎて第1回宮城復興マラソンが開催されて、今年も第2回が開催されるということで「マラソンを通じ様々な復興支援に貢献できます。」という大会HPでのアピールもあって、参加を検討しました。
先ず大事なことは土日の2日で参加できるかどうか・・陸の孤島の当地からですが、新幹線などで8時間かかるが・・レース後15時39分に仙台空港駅から電車に乗れば終電で帰ってこれることを確認。
スタートが9時35分で・・4時間で走れば出発まで約2時間で、シャトルバスの渋滞や遅れがあっても、最悪でも会場から2.5㎞の仙台空港駅まで歩いても間に合うと思われる。
第2回大会で第1回の問題点であるシャトルバスの遅れなどの解決が見込まれる。
今年の横浜マラソンは昨年の台風中止を受けて募集枠が少ない。
以上から参加を決断しました。
宿の手配はヤフートラベルを毎日チェックしながら条件の良い宿を探す・・いつもの方法。最終的には仙台駅から徒歩10分で地下鉄駅近くで繁華街も近く、大浴場付きのドーミーインが8500円で取れました。
交通手段は・・飛行機での移動を検討。当地近くの岩国錦帯橋空港からは経由便も無し、広島空港からは直行便はあるものの便数が少なくて適当な便がない、福岡空港まで逆行すれば適した便がある。定価では交通費が新幹線で52000円、飛行機+新幹線で109000円で、何度か使ったANA旅作で安く飛行機のチケットを手配すれば6万円程度で新幹線のみの8時間とほぼ同額で5時間で済む。
旅作で予約するも・・PCの広告で格安チケットのサイトが表示されて、そちらでチケットを取ると飛行機が往復で34000円の、新幹線を入れても47000円で、つい予約乗り換え。そのチケットは後でキャンセルできないことを知り不安になる・・1万円ぐらいの差ならANAで直接チケットを取った方が安心だったと後悔。7月に福岡に行く用事があったので、格安チケットのeチケットをプリントアウトしたものを福岡空港ANA受付で確認してもらいました。(笑)
それでも安心できずに・・飛行機に乗れなかった時のことを考えて、福岡から仙台までの新幹線代を用意して、飛行機出発の2時間前に空港に着くように家を出ました。
結局は無事に飛行機に乗れましたが、70人乗りの狭小機の手荷物制限でボストンバッグが持ち込めませんでした。
旅作予約と違って、事前に席の予約はできませんでしたが、窓側の席を希望すると・・リクライニング出来ないが窓側があるとのことで決める。隣の席にはちょっと香水がきつめの若い女性が座り、しばらくすると・・「マラソンですか?」と話しかけられる。
私はジャージにウインドブレーカーにランニング用サングラスの分かりやすい恰好でしたのでネ~。その女性はマラソン3回目で初遠征とのことで・・マラソン談議で2時間のフライトも退屈せずに済みました。(^^)袖振り合うも他生の縁ですが、特に連絡先を交換せずに「パンダとすれちがったら声をかけて。」と空港の荷物受け取りで別れました。
手荷物を受け取り、念のために格安eチケットのプリントアウトを出発窓口にて確認してもらってから仙台空港アクセス線で仙台駅に向かう。
PM3時ぐらいに仙台駅に着く。日没前に仙台のランドマークの伊達政宗像で写真を撮りたかったので、そのまま地下鉄で最寄りの国際展示場駅に向かう。駅からけっこうな登り道を歩いて仙台城青葉城)跡地の伊達政宗騎馬像までたどりつき写真、仙台市街を眺める。土産屋をのぞくとずんだ団子というのが1本130円であったので、味見で食べてみた。
そこから宿に行かずに仙台駅まで戻って、翌朝の仙台空港アクセス線の乗り口を確認して、ひょうたん揚げ(アメリカンドッグのかまぼこ版)で有名な阿部蒲鉾店に向かって青葉通りを歩く。ひょうたん揚げを食べてからホテルに向かい、5時過ぎにチェックイン。
チェックインして一休みしてから、ホテル近くの利休という牛タンで有名なチェーン店の本町店で牛タン定食を頂く。ビールは飲めないが、ごはん(麦飯)はおかわりしておなか一杯。腹ごなしに定禅寺通り国分町・一番町を歩く・・ひとごみを彷徨うのは好きなんです。
ホテルに戻って、大浴場で汗を流して、翌日のウエアーを並べてからPM8時にベッドに入る。大会案内にはAM5:49仙台発の仙台空港アクセス線で会場に向かうことを推奨していたので、5時前に起床するように目覚ましをセットし、漫画の貸し出しがあったので「逃げるは恥だが役に立つ」をベッドで読みながら眠気を待つも・・眠くならずに読みふける。9時半を過ぎて・・ドーミーイン名物の無料夜泣きそば(ラーメン)の時間なので、漫画を返してラーメンを頂いて、10時に再ベッドイン。今度はテレビも消して目をつぶると・・2時間おきに目は覚めるも、すぐに寝付いて、よく眠れました。
5時前に起床後は前日に書きましたので、レースのフィニッシュ後・・
フィニッシュは予定の4時間より30分早くでしたので飛行機までの時間には余裕がありました。
完走メダルやタオルや赤飯おにぎりやお米ミルクやあんドーナツなどを受け取りながら完走証発行・荷物預けの場所まで歩く。
完走証を受け取り、荷物も受け取り、更衣テントの外で着替える。雨は降ってなかったので、持参のレジャーシートを広げて、その上で座らずに着替える・・座り込むと立ち上がるのがキツいのでネ~。着替えてから仙台空港行きのシャトルバス乗り場の方向に歩き、途中の復興マルシェに寄る。エイドでは食べられなかった名物のセリ鍋が350円でしたので頂く・・走った後の汁物は塩気が美味しくて食べやすいので良かったデス。生ビールは空港でシャワー後にと考えてシャトルバス乗り場に向かう。
乗り場までちょっと距離があったが、待たずに乗れて、すぐに発進してくれたので飛行機出発2時間前ぐらいのPM2時前には空港に着く。
格安チケットにまだ不安で、有人カウンターはクローズドの札が出ていたので、自動搭乗手続き機にて発券しようとするも・・上手くいかず。すぐそばの有人カウンターに人が居たので手続きをしてもらうも・・妙に時間がかかり、チケット購入時のカードを要求されて、さらに時間がかかり不安は増しました。結局は無事に発券され、次はシャワー(何か月か前のランスマで仙台空港にはランナー用のシャワー施設があると紹介され、朝に確認済み)500円を払い4人待ちで順番を待つも・・結構待つ。
フルマラソン後は着替えが思うように出来ないのが原因かもと思い・・自分だけは素早く済ませるようにしました。急ぐあまりに脱衣かごにGPSウオッチを置き忘れそうになりました。
この時点で出発50分前までになっていましたので、急ぎお土産を買い、生ビールを1杯(^^)20分ほど待って搭乗。
復路もやっぱり狭小機でボストンバッグは持ち込めず、席は最後尾のリクライニング出来ない通路側の席でトイレの横でジェットエンジンも近くてグオングオン音がしていました。窮屈でしたが、ウオークマンの音量を上げて、CAさんのお姿を愛でながら2時間を過ごしました。景色は往路復路とも雲が多くて楽しめませんでしたが、往路では当地上空を通過した時と復路では着陸に向けて高度を下げて下関を通過した時に景色を見ることが出来ました。
5時50分に福岡空港に着き、地下鉄で博多駅に向かい、6時42分のさくらに乗って、山陽本線に乗り換えて、8時25分に当地駅に到着。飛行機のおかげで3時間半も早く帰宅でき・・ゆっくりと1週間ぶりの晩酌を楽しめました。
格安チケットの不安が大変でしたが、概ね計画通りに遠征して楽しめました。今後は福岡空港を利用した遠征も視野に入れて全県制覇にまい進できそうです。